N響を振るパーヴォ・ヤルヴィを見て来ました
今、新録音が売れる指揮者は数えるほどしかいませんが、パーヴォ・ヤルヴィは間違いなくその中の一人。室内オケでベートーヴェンやブラームスを演奏したものをずっと前から聴いていたので、N響のシェフとなりヨーロッパツアーもやっちゃったのには本当にびっくりしたし嬉しかった。
日本での出演回数もしっかりあって飾りじゃないし真剣ですよね。今回はシューベルトのグレートということで絶対聴きに行きたかったのです。
ブラームス:交響曲第2番、悲劇的序曲&大学祝典序曲(SACD HYBRID)
- アーティスト: パーヴォ・ヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
- 出版社/メーカー: SMJ
- 発売日: 2016/11/23
- メディア: CD
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去年のほっとコンサートでゴジラやサンダーバード、真田丸を聴いて以来で、定期となると本当に久しぶり。やはり雰囲気がちょっと違いますね。ウィーンへ旅行に行った帰りの機内でこの曲が流れていて、ちょっと寂しい気持ちだったのを癒してくれたからそれ以来大好き。パーヴォの目指したグレートはリズムの軽快さみたいなものだったのでしょうか、楽しい演奏。そしてスケールを見せるところは腕の振りも大きい。
あとからtwitterでもみなさん絶賛してましたが、公式アカウントが紹介していたのがこちらのビッグニュース。
ヨーロッパのクラシック情報サイト、Bachtrackの音楽評でパーヴォ&N響のコンサートが5つ星をゲット!
— NHK交響楽団 NHK Symphony (@NHKSO_Tokyo) 2017年7月3日
シューベルト《ザ・グレート》の演奏に「類いまれな明快さと誠実さを持った魅惑的な演奏で、N響はこの作品への長大で繰り返しが多過ぎるという批判を一蹴した」と記しています! https://t.co/lUebumHZto
Bravo @NHKSO_Tokyo and #tanjatetslaff @https://bachtrack.com/review-nhk-symphony-orchestra-paavo-jarvi-tanja-tetzlaff-tokyo-july-2017
— Paavo Jarvi (@paavo_jarvi) 2017年7月3日
さすがパーヴォ、ヨーロッパからもメディアが取材に来てるんですね。そしてこの最高評価です。この演奏会に来れたことはとても幸せなことでした。
N響との契約延長も発表されましたので、世界トップ級マエストロの演奏会にまた行きたいと思います。