ディズニーが「くるみ割り人形」をついに映画化! 11月30日(金)全国公開
バレエ「くるみ割り人形」はチャイコフスキーの傑作ですね。バレエは見たことがないのですがオーケストラによる抜粋の組曲や全曲演奏などは何度も聴きに行くほど好きな曲です。
ロシアではクリスマスにこのバレエを見に行くのが定番の楽しみだと聞いたことがありますが、ディズニーが映画にしちゃいました。実写です。主演のマッケンジー・フォイがクララというのがナイスなキャスティングに思えて仕方ありません。果たして年齢層や性別のどこをターゲットにして制作されたのか?まあ、気にせず見に行きますw
音楽は指揮グスターボ・ドゥダメル、演奏フィルハーモニア管弦楽団、そしてピアニストのラン・ランも参加しています。
今回ディズニーが映画化する「くるみ割り人形」は、約200年前にドイツで生まれた童話からクラシック・バレエへと展開され、チャイコフスキーによる音楽や、多くの舞台や書籍など様々な形で時代を超えて愛され続けてきた、まさに不朽の物語。ディズニー・アニメーションの名作『ファンタジア』でも描かれたこの物語の実写映画化を今回手がけたのは、『ギルバート・グレイプ』や『ショコラ』、そして近作『僕のワンダフルライフ』等、数々の名作で人々の心を震わせてきた名匠ラッセ・ハルストレム監督。ファンタジーのディズニーと名匠が手を組み、まだ誰も観たことがない究極のプレミアム・ファンタジーを完成させました。
本作の主人公、少女クララ役には『インターステラー』で主人公の娘を演じて強い印象を残した、現在17歳のマッケンジー・フォイ。まだ初々しさが残る透明感溢れる容姿と、まっすぐな眼差しは観客を引きつけ、『美女と野獣』のエマ・ワトソンや『シンデレラ』のリリー・ジェームズとは違った新しいヒロイン像を見せてくれそうです。
そのヒロインの脇を固めるのは豪華俳優陣。キーラ・ナイトレイをはじめ、オスカー俳優のヘレン・ミレン、モーガン・フリーマンという実力派が勢ぞろいしたことで単なる童話の世界ではなく、ドラマにリアリティを与え観客を映画の世界に引き込んでいきます。
貧困社会から生まれた“奇跡の指揮者" ~グスターボ・ドゥダメルとベネズエラの挑戦~
- 作者: 山田真一
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックメディア
- 発売日: 2011/03/18
- メディア: 単行本
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本作のサントラ制作の声がかかったのは作曲家ジェームズ・ニュートン・ハワードで、かの有名なグスターボ・ドゥダメル率いるロンドンのフィルハーモニア管弦楽団と世界的に有名なピアニストであるラン・ランをフィーチャーしてレコーディングされました。
ハワードの作曲とプロデュースによるサントラは1892年のチャイコフスキーによるバレエの名作を軸に創り上げられています。ハワードのワクワクするオーケストラ曲はオリジナルのバレエ作品である『くるみ割り人形』に新しい想像力を与えながら、現代のひねりを加えて映画の魔法と魅力をとらえています。
また、現代でもっとも著名な指揮者として知られるドゥダメルがフィルハーモニア管弦楽団と共に曲に命を吹き込みました。「チャイコフスキーの偉大なスコアはいつも私を旅に連れ出す」と彼は話します。さらに世界的な天才ピアニスト、ラン・ランは自身のキャリアの始まりはチャイコフスキーのおかげで、「彼の音楽はエキサイティングなだけではなく、とても美しくて深い。心にまっすぐ届くんだ。これがチャイコフスキーの音楽の力だ。でもジェームズはそれを自分のものにした。これはすべて彼の作品のマジックだ。精神的なもので、キラキラしている。観客はまったく新しい音の体験をすることになるだろう」と言っています。
ハリウッド映画音楽作曲家のジェームズ・ニュートン・ハワードによるスコア盤。
チャイコフスキーの名曲がパワー・アップして全編を彩ります。ご期待ください!